本日は東中野駅東口で朝の駅頭を行いました。
東口に立つと、必ず「バリアフリー何とかして」とご意見を頂きます。
それほど地元の皆さんにご苦労をかけているのが、バリアフリー未整備の東中野駅東口です。
階段を二度昇降しなければホームまで辿り着けないのは、周りの駅を見渡しても、東中野駅東口くらいです。お年寄り、乳幼児親子、障がいのある方にとっては尚更です。
また、神田川沿いの方に取っては三度の階段の昇降になります。
地元の皆さんの長年の悲願である駅バリアフリー化に関しては、私はこの四年間必ず予算決算特別委員会の場で取り上げ参りました。
現状、区としては東中野駅周辺の街づくりと合わせて、東口のバリアフリー化を考えております。
街づくりの観点は非常に重要な事は理解しますが、街づくりを待っていては、遅々として、この東口バリアフリーが進まない恐れもあります。
30年、40年先を見据えた街づくりも当然重要ですが、まさに今生活してらっしゃる方の困難や苦労を解消する事も重要です。
私は、この東口バリアフリー化は街づくり全体と切り分けるべきと考えます。
もしくは、簡易なエレベーターを設置することを検討し、二度の昇降の一回分は解消出来るような取り組みが必要であります。
東口バリアフリー化の関係する予算は
平成27年から計上されておりますが、
調査ばかりで、進行具合が実感出来ないのが現状です。区としては平成37年度までのバリアフリー化を目指しておりますが、かなり厳しいと言わざるを得ません。
遅れのないよう、また少しでも早期の実現を目指し議会で声を上げて参ります。
これまでの予算で計上された調査項目を紹介します。
⚫︎平成27年度
東中野駅東口整備検討及び西口駅前広場整備事後評価業務委託
550万円余
⚫︎平成28年度
東中野駅東口自由通路等設置検討業務委託
330万円余
⚫︎平成29年度
東中野駅周辺交流拠点形成基礎調査業務委託
330万円余
⚫︎平成30年度
東中野駅周辺地区の交流拠点形成に向けたバリアフリー歩行者動線検討業務委託
520万円余
⚫︎平成31年度
東中野駅東口周辺のバリアフリー動線計画検討
1500万円余
調査、検討、検討、調査
調査と検討は、もう十分ですから
具体的な計画づくりに、取り組まなければなりません!!